なぜ小論文が「書けない」のか?—②—

注)「なぜ小論文が「書けない」のか?—①—」の続編です。

「書くべき内容」の考え方

書く前の考える準備の重要性を確かめたところで、最後にどのように考えれば「書くべき内容」が見つかるのかということをお話しします。
小論文の課題は大きく分けると3つに分類できます。

① 課題文を読解してから書く
② 図表や資料を読み取って書く
③ テーマだけ与えられる

それぞれの考え方のコツは以下の通りです。

① 課題文を読解してから書く

課題文の中に考える「ヒント」が埋め込まれています。
それを発見できるかどうかがポイントです。

客観的に読解したうえで、
思考の取っ掛かりとなることを見つけましょう。

そこから考えを進めていくわけですが、
ここで一点気をつけねばならないことがあります。

それは課題文の引用ばかりにならないようにすることです。

読書感想文であらすじ8割感想2割というの、書いた経験があるのではないかと思います。アレと同じにならないよう、課題文からの引用は必要最小限に留めましょう。

② 図表や資料を読み取って書く

図表や資料が何を表現しようとしているのか
正確につかみましょう。

図表は「パッと目についたところ」にポイントがあります。
また、文章で資料が与えられた場合は、それを簡潔に要約できるといいですね。

これらが思考の取っ掛かりとなります。
ポイントを簡潔に提示し、そこから与えられた論題について推測していくのが典型的なパターンです。

③ テーマだけ与えられる

このタイプの場合、
「連想ゲーム」が必要となることが多いようです。
与えられたテーマから自由に発想を広げ、そこに思考の取っ掛かりを見出すという方法が効果的です。

「マインドマップ」という手法も活用できます。
知らない人はぜひ検索してみてください。

……というわけで、
小論文が書けない理由、おわかりいただけましたでしょうか。

書く前に考える。

たったこれだけで小論文は(今よりもちょっとは)書けるようになります。

詳しい思考法は、学びエイド(https://www.manabi-aid.jp/)の「難関大学小論文入試対策講座」第2章と第5章で解説しています。無料会員でも1日3コマまで見ることが可能です。
それではまた次のコンテンツでお会いしましょう。以上、根岸でした!
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根岸大輔——Daisuke NEGISHI[小論文]

現代文・小論文・AO推薦入試対策講師。

基本的な読解スキル・解答スキル・論述スキルをいかにして活用するかを授業の主軸に据えている。同時に大学入試頻出の知識・テーマをわかりやすく説明。その方法論と知識は多くの生徒の信頼を得ている。

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