さて今回は、世界史選択者が夏にやっておきたい勉強についてです。

長期の休みもある中で、戦略的な学習を行えば、一気に世界史を得意科目にすることも十分可能です。

夏の世界史学習①進捗度の確認

まずは世界史学習の進捗度を確認しましょう。

たとえば、4月から本格的に受験世界史の学習を始めた人は、部活や定期試験にも追われる中で日々の復習に追われ、思うように世界史の得点力がこの夏までに上がっていないかもしれませんね。

夏の世界史学習②既習単元の穴をなくす


世界史選択の受験生が夏に最初にやるべきことは、既習単元の穴をなくすことです。

たとえば、そろそろ新学期の初めに習った単元を忘れかけていませんか?
世界史学習では、新規単元を学ぶ時と同じかそれ以上のテンションで既習単元の補強を行わなければなりません。

「既習単元の穴をなくす」学習のペースは?
――7月中に1学期の内容を完成させる

理想は、1学期に学習した内容を、夏の間に志望校のレベルまで引き上げてしまうこと。

時間的な問題として、2学期に入るとなかなか1学期の内容までさかのぼって復習することが難しくなってきます。
そして夏は夏で塾予備校に通っている人なら相当カリキュラムが進むはず。予備校によっては現代史を先取って全て終わらせてしまうところもあるほどです。

当然その復習もあるわけですから、できれば7月中に1学期の内容を完成させておきたいところです。
そして8月は夏期講習の学習内容の定着に全力を注ぎます。9月1日の段階で、1学期・夏期の内容が「一応仕上がっている」状態を目指しておけば間違いありません。
これに成功すれば、2学期以降の学習がだいぶ楽になります。

世界史を独学で進めている人の学習計画
――予備校のカリキュラムを参考にする

では世界史の勉強を独学でやっている人は、夏にどのくらい新しい単元学習を進めれば良いのでしょうか。

プランを立てる上でオススメなのは、塾予備校の夏期講習カリキュラムを参考にすることです。カリキュラムは予備校のホームページを見たり、パンフレットを請求すればすぐにわかります。

塾予備校のカリキュラムはそれなりに合理的に設計されていますから、これを真似して夏期の独習計画を立ててみるのも一つのやり方です。またライバルたちが夏にどんな勉強をしているのかを把握することにもつながります。

せっかくなので、夏期講習カリキュラムの例をいくつか挙げてみましょう。

A予備校
・文化史講義(全時代・全地域)
・現代史講義(帝国主義〜第二次大戦)
・戦後史講義(1945〜2018年)
・古代〜中世史の速習講義
・前近代周辺地域史講義(東南アジア・アフリカ・中南米など)

 

B予備校
・近世史講義(大航海時代〜絶対王政)
・イスラーム史&戦後史講義
・文化史講義(全時代・全地域)

 

C予備校
・古代〜18世紀の速習講義
・近現代史の速習講義
・イスラーム史の速習講義
・文化史講義(全時代・全地域)

大まかに分類すると、予備校夏期講習の講義系講座は、「とにかく夏のうちにできるだけ先取りしておく」系と「1学期の延長として通史を着実に進める」系と「1学期の復習や穴を無くす」系の講座に分かれます。

どれも夏だからこそ有益な内容です。自分の状況に合わせて取捨選択し、オリジナルの「夏期学習」を設計してみましょう。

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