[世界史]世界史の成績が伸びない時は?


「頑張って世界史の勉強をしているはずなのに、試験になると点が取れない。」

こういった悩み相談は、毎年夏頃から顕著に増えてきます。

今回はこうした世界史の「伸び悩み」について考えます。
世界史の成績が思うように上がらない受験生は、たいてい以下の問題を抱えています。
一つずつ見ていきましょう。

①「勉強」をせず「作業」に没頭している

この場合の「作業」とは、学習単元の内容をノートにまとめ直したり、プリントを整理してみたり、教科書にラインマーカーを引いたり付箋を貼ったりすることです。

もちろん学習内容の整理として、こうした行動を取ることそのものは否定しませんが、ついつい没頭してしまうのが危険なのです。

[コラム]「作業」と「勉強」を分けよう!

以前、上の記事でも書いたように、受験世界史の学習において最も重要なのは「問題を解くこと」です。

「作業」に没頭していると、「勉強が盛り上がっている」感覚を覚えがちですが、本当に充実した勉強時間というのは、問題と格闘している時間です。

②問題集のレベルが合っていない


問題集に取り組むことの重要性は強調してきた通りですが、むやみやたらに手を出せば良い訳ではありません。
あまりに自分の学力とかけ離れた問題集を解くことは、挫折感ばかりがつのって良くありませんね。

だいたい7割程度正答できるものを選びましょう。最終的な自分の到達目標が「早慶レベル」だからといって、いきなりハイレベルな問題集に手を出す必要はないのです。

近年は世界史の問題集にも「レベル別」と銘打つシリーズが刊行されてきていますので、受験生にとっても、スモールステップで着実に学力アップを図れる仕組みを整えやすい時代と言えるでしょう。

③一問一答集ばかりやっている

これも非常に多いですね。おそらく一問一答集は、入試における出題可能性のある用語全てをくまなく問うてくれる「安心感」や、答え合わせのしやすい「手軽さ」などから受験生に重宝されているのでしょう。

もちろん用語を効率的に暗記するためのツールとして一問一答集は大いに活用してください。

ただし、それだけでは飛躍的な学力向上が望めません。

一般的な一問一答集は、解くことによる刺激が「問題集より小さい」(ストレスがあまりかからない)ため歴史事項が記憶に残りにくく、また実際の入試問題で直面する多様な出題形式(正誤・地図・資料・論述etc)に対応できるような力も付きにくいものです。

ぜひ、入試問題の過去問が収録された問題集による演習をライフワークとしてください。

④「理解」に比重を置きすぎている

効率的な暗記のために正確な歴史事項の理解が必要なことはいうまでもありませんが、「暗記が理解を助ける」こともあると知るべきです。理解と暗記は車の両輪といえます。覚えるべきことは問答無用で暗記してしまう「野蛮さ」も時には必要なのです。

「理解が暗記を助け、暗記が理解を助ける」ことを信じ、合格まで突き進みましょう。

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