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第1問の解答と解説
古代ギリシャのアルキメデスが考えた円周率 π の近似値は次のうちどれでしょう。
① 2237<π<227
② 25681
③ √10
解説
正解は① 2237<π<227です。
円に内接する正多角形と外接する正多角形から導いています。
第2問の解答と解説
① チェバの定理
② メネラウスの定理
③ ほとんど同時期
解説
正解は② メネラウスの定理です。
教科書では並んでいますが, 歴史的にみるととてもずれがありますね。
第3問の解答と解説
① ニュートン
② パスカル
③ ファラデー
解説
正解は②パスカルです。
それが確率論の出発点と言われています。
フェルマーは, フェルマーの最終定理でおなじみの人物です。
また, パスカルは圧力の単位になっています。
③ファラデーは電磁誘導の発見などで有名で, 静電容量の単位になっています。
第4問の解答と解説
① 対数表
② 三角関数表
③ 虚数 i
解説
正解は③ 虚数 i です。
1777年のことです。
① 対数表
, ② 三角関数表について, 例えば, 766×515を考えてみましょう。
766×515=0.766×0.515×106であり, 三角比の表から,sin50∘=0.7660,sin31∘=0.5150,cos19∘=0.9455,cos81∘=0.1564であるから, 数学II「三角関数」で学習する積和の公式より,sin50∘sin31∘=cos19∘−cos81∘2=0.3945となります。したがって,766×515=0.766×0.515×106=sin50∘sin31∘×106=0.3945×106=394500となります。
また,766×515=7.66×5.15×104であり, 数学Ⅱ「対数関数」で学習する常用対数の表から,log107.66=0.8842,log105.15=0.7118であるから,log10766×515=log107.66×5.15×104=log107.66+log105.15+4=5.596となります。したがって,766×515=105.596=105×100.596となります。100.596は常用対数表より3.94と3.95の間にあることが分かるので, 大雑把な値は,3.94×105=394000となります。
実際は,766×515=394490となります。
上のように, 桁数の大きい掛け算を表と足し算のみで近似値が計算できます。
第5問の解答と解説
① 虚数単位
② ∫
③ ∞
解説
正解は ③ ∞です。
オイラーは ∞ も1つの数のように書いており, 現在ならlimn→∞(1+1n)n=eと書くところを
(1+1i)i=e(つまり(1+1∞)∞=e の意味)
と書いていました。
e を最初に用いたのはオイラーと言われていて, 円周率 π の記号を広めたのもオイラーと言われています。
のちにオイラーは√−1を改めて i として採用しました。
第6問の解答と解説
①いろいろな関数を三角関数で表そうとした。
② いろいろな関数を多項式で表そうとした。
③ いろいろな関数の不定積分を求めた。
解説
正解は① いろいろな関数を三角関数の級数で表そうとした。です。
また,大学入試でも出題される∫π−πcosmxcosnxdx={π(m=n)0(m≠n)のような積分がよく現れます。
さらに,フーリエ級数を利用して∞∑n=11n2=π26が得られたりします。
おわりに
クイズはどうでしたか?
数学のクイズはなかなか経験がないのではないかと思います。
教科書では学習しやすいように、順番や記号が整備されています。
歴史的な流れを考えてみるのも楽しいものです。
それでは, 今回はこの辺で!