こんにちは。今回は「天皇の覚え方」を紹介します。
そこで今回は「歴代天皇をどこまで覚えるべきか」と歴代天皇の効率的な覚え方を紹介したいと思います。
最後に、天皇の順番を覚えることよりも入試攻略の上で重要なことも解説しています。
ぜひ最後までお付き合いください。
目次
入試に向けて、教科書に掲載されている天皇は覚える
歴代天皇は今上天皇まで126代いるとされていますが、もちろんすべての天皇を覚える必要はありません。
特に古代史の飛鳥時代から平安時代まではある程度順番で覚える必要があります。
一方で、中世・近世は出てきたところでその都度覚えればいいでしょう。
天皇の効率的な覚え方[飛鳥時代~平安時代]
恐らく多くの日本史受験生は、飛鳥時代~平安時代の天皇をどうやって覚えようか困っていると思います。
そこで今回は、飛鳥時代~平安時代の天皇の覚え方を紹介したいと思います。
覚え方は人によって向き不向きがあると思いますので、2パターン紹介しましょう。
天皇の覚え方【1】通史を勉強しながらその都度覚える
Educational Loungeの記事で何度も言及していますが、学校や予備校の授業を受けたらまず自分で説明できるようにすることが重要です。
自分で説明できるようになれば、出来事の順序や因果関係が整理されます。
そうすれば、あとは天皇の名前と重要な政策や出来事を覚えれば自然と天皇の順番も覚えられるでしょう。
天皇の覚え方【2】先に天皇だけまとめて覚える
僕は1のやり方で覚えてきましたが、どうしても順番が覚えられないという人もいると思います。
そんな人は「先に歴代天皇の順番を覚えてしまう」という手もあります。
先にまとめて覚える場合は、何度も声に出して音読するのが効果的です。
覚え歌もあるようですが、なぜ覚え歌で覚えられるかと言えば、何度も歌うからですよね。
そして、言えるようになったら、今度は書けるように練習して下さい。
天皇の名前はそれほど難易度の高い漢字があるわけではないので、言えるようになれば書けるようになるのは早いと思います。
天皇の順番を覚えることよりも重要なこと
さて、ここまで天皇の順番の覚え方を解説しましたが、実は天皇の順番を覚えても受験日本史ではそれほど得点に結びつきません。
受験生が苦手な正誤判定問題や論述問題を解くために必要な知識です。
整理が苦手な人は「説明」してみる
このような整理が苦手な方は、歴代天皇の覚え方パターン1で紹介したように、学校や予備校の授業の内容を自分で説明してみてください。
しっかり理解すれば、天皇と出来事や政策が結びつくはずです。
サブノート形式の教材を活用する
それでも難しいという方は、サブノート形式の教材を活用するのも手です。
『流れがわかる日本史Bノート』は天皇ごとに見やすくまとまっているので、自分で整理するのが難しいという方はこちらを活用すると良いでしょう。
あくまで頭を整理することが目的なので、最短時間でまとめることをおすすめします。
今回紹介した方法は、中世や近世の将軍などの権力者、近現代の歴代内閣にも通用する考え方です。ぜひ応用してみてくださいね。