
現在出回っている主要な世界史用語集と辞典を比較・選択する際、ひとつの基準となるのが収録語数ではないかと思います。
もちろん実際は単純な収録語数以上に、それぞれの用語集・辞典に個性が存在する訳ですが、なんとなく明らかにしておきたくなるのが収録語数ですよね(笑)
ということで、ランキング形式で一覧にしておきます!
世界史収録語数ランキング――用語集編
まずは用語集。
◆1位『詳解 世界史用語事典』 8200語
◆2位『必携世界史用語』 7700語
◆3位『改訂版 必修世界史B用語集』(旺文社) 6700語
◆4位 5600語
世界史収録語数ランキング――辞典編
次に辞典です!
◆1位『角川世界史辞典』 14000項目
◆2位『山川世界史小辞典』 9400項目
◆3位『旺文社 世界史辞典 三訂版』 7200項目
※参考
『新編 西洋史辞典 改訂増補』(東京創元社)→5200項目
『新編 東洋史辞典』(東京創元社)→6000項目
世界史受験生にオススメの用語集・辞典
ちなみに大学受験生へのオススメは、
用語集
辞典
『旺文社 世界史事典 三訂版』(旺文社)
です。
さて、今回は各用語集・辞典の収録語数を見てきた訳ですが、それを踏まえた上で、次回はどういった用語集でどのように学習するのがオススメかを「世界史用語集を使った効果的な世界史学習とは」と題して解説していきたいと思います。

予備校講師・参考書作家・YouTuber。
著書『高校世界史をひとつひとつわかりやすく。』『イチから鍛える世界史』『世界史用語 マルチ・トレーニング』など多数。
YouTube「すずゆうチャンネル」では世界史に関するコンテンツを配信中。
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