受験生が取り組みたい日本史資料集を活用した日本史学習法

こんにちは。日本史の河原です。

今回は日本史の資料集の活用法を紹介しようと思います。

学校でもらったはいいけど、どうやって使えばいいの?

と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、日常学習のどのタイミングで、どのように日本史資料集を活用すればよいのか紹介すると同時に、受験対策としての日本史資料集活用法も紹介します。

特に近年の入試は資料集が欠かせなくなっているので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

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日本史「資料集」と日本史「史料集」の違いとは?

まず前提として、学校では日本史「資料集」と日本史「史料集」が配布されることが多いと思います。
それぞれの違いを簡単に確認しておきましょう。

日本史「資料集」と「史料集」の違い
  • 資料集:図説集と呼ばれることもあります。写真やグラフ、地図などが掲載されています。
  • 史料集:史料(日本史の教科書の記述のもとになる昔の文書や手紙・歴史書などを指す)が掲載されています。

今回の記事は、日本史の「資料集」の活用法です。

史料の勉強法については、「大学受験日本史の史料問題を攻略するためにおすすめしたい学習法」の記事で紹介していますので、参考にしていただければと思います。

日本史資料集を授業中・復習の際に活用する

それでは日常学習における日本史資料集の活用法を紹介します。

資料集を開きながら授業を聞く

特に禁止されていないのであれば、日本史資料集で「授業で解説している該当ページ」を開きながら授業を聞くのがおすすめです。

日本史資料集には地図や写真などが掲載されています。言葉を聞いただけではイメージがわかないものを調べてみるとよいでしょう。

例えば、原始時代は様々な道具が出てきます。これらは日本史資料集で写真を見ながら使用法などの説明を聞いた方が理解が深まるでしょう。
また、室町時代は様々な戦乱が全国各地で勃発しますが、日本史資料集に掲載されている地図を見ながら説明を聞くことで、イメージがわきやすいと思います。
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資料集を「理解」と「暗記」に活用する

さらに、復習の際にも日本史資料集を活用しましょう。

以前、「日本史の復習をより効果的にするために意識すべき「3つのステップ」」の記事の中で「復習の3ステップ」を紹介しました。

日本史資料集は、この「復習の3ステップ」の「理解」と「暗記」で活用します。

日本史資料集を確認しながら「授業内容を説明できるか」確認する

理解のステップでは授業内容を自分で説明できるか確認するのでしたね。
この時に、再び日本史資料集の該当箇所を確認しましょう。

視覚的な情報を入れることで理解が深まるはずです。

覚えるよう指示された資料を覚える

さらに暗記のステップで、先生から覚えようと指示された写真資料・系図・地図の場所・グラフを覚えましょう。後でも述べますが、近年の入試は写真資料や系図、地図、グラフを使った問題がさらに増えている印象です。

多くの受験生が用語は一生懸命覚えますが、これらの「資料集を活用して覚えなければならない知識」まで覚えている受験生は稀だと思います。

皆さんは日本史資料集を活用してここで差をつけていきましょう。

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日本史の受験勉強には「探究」欄や「特集」欄も活用する

さらに受験生は上記の日常学習のほかに、受験生は「探求」欄も積極的に読むようにしましょう。

近年の資料集は大学入試共通テストや近年の入試傾向を踏まえ、資料の読み取り方法が掲載されています。
多くの受験生が対策に手を焼いている資料活用の問題対策となるので、積極的に活用してください。

資料の種類も豊富なので、基本的な読み取り法は日本史資料集を活用することでマスターできると思います。

それから特集欄が設けられている資料集もあります。

日本史資料集の特集欄はそのままテーマ史対策になります。
通史学習が終わり次第、こちらの特集欄も読み、知識の抜け漏れがないか確認するのもおすすめです。

おわりに

今回は、日本史資料集の効果的な活用法を紹介させていただきました。

資料集をうまく活用できている人は日本史ができる印象があります。資料集は教科書・用語集と並んで日本史を得意にするための最高の相棒です。

この相棒をうまく使いこなし、ライバルに差をつけてくださいね。

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※本記事はプロモーションを含む場合があります。

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