この時期にしておきたい、高2生ならではの学習があります。
それさえきっちりやってしまえば、必ず来年のあなたは楽しく数学を解いていることでしょう。
それは、
なんです。
いいですか?基礎固めでよいのです。
決して「難しい問題を頑張れ!解きまくれ!」とは言っていません!!!
この時期の特に数学ⅡBに関しては基礎固めを徹底してください。
目次
数学ⅡBの基礎固めで最初に取り組むべきこと
基礎固めが大事なのはわかるけど、何をしてよいかわからない…
そんなお話をよく聞きますので、あなたが何をやっていくのか、どのようにやっていくのか、こちらでキッチリまとめようと思います。
数学ⅡB基礎固めで取り組むべき参考書
まずは何を使っていくのかが大事ですね。
1分だけ考えてみてください。
どんな本が出てきましたか?
チャート・フォーカスゴールド・ニューアクション・レジェンド…などなどいろいろと出て来たかと思います。
どれも良い参考書ですから持っておくとよいものばかりです(もちろん1つだけで十分です)。
なくても心配しないでくださいね。
そして、今から無理して買う必要はありません。
学校で購入した副教材を使用して固めていきましょう。
サクシード・4step・ニュースコープ・体系問題集・スタンダード・アドバンスなど、教科書と同じサイズの本たちを使っていくことをおススメします。
このタイプはもしなければ購入するか、先輩や兄弟から譲ってもらいましょう。
上に挙げたものの中にはすでに売っていないものもあるからです。
数学ⅡB基礎固めの参考書の使い方
先ほど挙げた教科書サイズの問題集は、このように使ってください。
ある程度数学が得意な人はA問題を解き切るところから
定期試験では平均点を下回ることなく、いつもそこそこ点数がとれている人。
それが終わり次第B問題の*のマークがついたものを重点に解いていきます。
ひと通り学習を終えている人は、どの単元から始めても構いません。
むしろ日によって、得意な分野・苦手な分野と変えて行ってもよいと思います。
必ずよく間違えるものは印をつけて、なぜ間違えたのか?といった理由をはっきりさせていきましょう。
そのうえで、定期的にやり直しをしていきます。
数学に苦手意識がある人向け
そのような人は絶対にA問題。A問題が楽勝になるまで何週もすること。
計算力を鍛え上げる
両方の人に言えることですが、数学ⅡBで苦戦する大きな理由は計算力の無さです。
1周したから大丈夫というものではないので、素早く解けるまでは10周でも20周でもしていきたいところです。
もちろん楽勝になったものは良いですが、よくつまずくものは繰り返す量が多いと思っていてください。
数学ⅡBの問題集に毎日最低30分取り組む
数学ⅡBの参考書にどのくらいの頻度で取り組むべきか。
あなたが来年の今頃数学ⅡBの問題の方が解いていて楽しいと思えるようになっていることを目標とするならば、先ほどお伝えした問題集の使い方を
はやってください。
数学ⅡBの基礎固めの大前提は計算力。
公式類も定期的に使っていかないと忘れてしまいます。
これは何にしても一緒です。
昔習って書いていた漢字であっても、何年も書かなければ忘れます。
公式類は、毎日同じものを確認することは難しいので、1週間ごとのように使って確認していきましょう。
見て終わりではいけません。
必ず紙に書いてやるようにしましょう。
ぜひ、来年の今頃は楽しんで解いていられるように!がんばって行きましょう!
大学受験専門塾LIBERA塾長・予備校講師。
数学を通して生徒の想像力と独創力と忍耐力を養成する。自身が数学で苦労した経験を踏まえた懇切丁寧な解説と、明るい人柄が生み出すテンポの良い語り口で全学年・全レベルの受験生を魅了する。