
早いもので、もう夏期講習期間も終わり、受験が本格化する秋に向かっている中、みなさんいかがお過ごしですか?
秋口になると、
「長文が読めないから、成績が上がりません…」
という相談をたくさん受けます。
そこで今日は、秋の始めの学習効果を高めるために「英語の成績が伸びない原因とその対策」について長文を中心にお話していこうと思います。
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秋以降の学習で意識すべき3つのポイント
勢いよく始めた夏の勉強が終わり、秋になると、秋からは長く苦しい受験勉強の最終ステージに入ります。秋になると過去問演習・参考書演習・予備校の講座・学校などの課外とやることが多くなってきます。まずはその中で、
② それをどのようにやるのか?
③ そしていつまでを目安に終わらせるのか
を1つ1つ明確にしていくことが大切です。
英語の成績が伸びない状態を抜け出すには?
確かに勉強[量]は大切です。
しかし、勉強がうまくいっていないときには、[量]ではなく、むしろ[質]を意識することが大切です。
たとえば「1日に1題、新しい長文を読もう!」というように考えることはオススメできません(やりがちですが…)。
そして、成績を上げるためには長文を読むときに必要な頭の働かせ方を習得しなければいけません。
この2つのどちらか、または両方ができていないと、英語の成績が思うように上がらないという「伸び悩み」から抜け出すことができません。
まずは
ことがとても大切です。
長文の得点が伸びていない原因を把握する
長文の点数が伸びない…という場合、大きく分けて3つの原因があります。それは、
② 文法力不足
③ 精読力不足
です。
これらの3つのうちのいずれかに大きな弱点を抱えていると、英文を正確に読むということができません。
また、これらの3つに弱点を抱えていると、
という可能性もあります。
まずはこれらの中から自分の伸び悩みの原因を把握し、対策していくことが必要です。
秋以降の英語学習はバランスも重要
しかし、秋以降に気をつけなければならないのは、
にすることです。
ここからは、単語や文法の参考書演習に加えて、実際に英文を読む中で単語や文法の知識を埋めていくことを意識する学習が必要になってきます。
そうしないと、いつまでたっても文章が読めるようにはなりません。
ごまかすのではなく、単語、文法、品詞、構文に向き合っていくことが、「伸びない」を抜け出すポイントになってきます。
英語の成績が伸びない自分を克服するためには毎日「英文」に触れる
とはいえ、英語の成績が伸びていない大きな原因として
ということが考えられます。
秋から冬にかけての英語学習で、スランプや伸び悩みに陥らない/抜け出すためには、毎日、英文に触れることがとても大切です。
しかし、「毎日英文に触れる=毎日新しい長文を読む」ということではありません。
英語長文の復習方法
英語長文の学習では、丁寧な復習が重要です。
復習する際は
② 文法事項の確認
③ 1文1文の精読
をした上で、
⑤ 論理展開の確認
⑥ 段落ごとのイイタイコトのチェックや解答根拠の確認
などをする必要があります。
英語長文に毎日触れる方法
これらの観点を維持しつつ毎日新しい長文を読むことは厳しいでしょう。
しかし、これは英語の成績を安定させるためにはどれも欠かせない要素なのです。
そこで、毎日英文に触れるための工夫が必要になります。
たとえば
② 単語とイディオムと文法の確認をする日
③ 1文1文精読する日
④ 論理展開の確認や段落ごとのイイタイコトを確認する日
のようにいくつかの段階に分けてみるのが有効です。
やり方やペースがつかめてくると、英語の成績向上が見えてきます。
おわりに
秋からは、本格的な過去問演習を始めると思います。
そして、自分の課題に向き合い、対処することで、志望校合格が見えてきます。
Without haste, but without rest.「急がずに、だが休まずに」、堅実で、誠実な勉強を積み重ねていきましょう。

首都圏の塾・予備校で英語科講師として活躍。大学院時代の専門は19世紀イギリスの倫理学。好きな思想家はJ.Sミル。読解の精密さを追求する授業は上位生を中心に熱い支持を受けている。