5月も半ば,多分あっという間に6月です。
そろそろ新しい生活のペースが掴めてきたであろうこの時期,そして多くの人が今年度最初の模試を経験したであろうこの時期,現代文の勉強はどんなことを意識して取り組んでいけば良いのでしょうか。
今回は5月〜6月の受験生がやっておきたい現代文学習について書いてみたいと思います。
目次
これまでの現代文学習を復習する
今年度に入って1ヶ月以上が経ちました。現代文の復習,追いついていますか?
年度の初めは予備校や塾の授業その他に追われてなかなか復習までは手が回らないという受験生は多いものです。
でも,それってもったいなくないですか?
せっかく学んだことも気づかぬうちにどんどん抜けているかもしれないわけですから。
現代文の授業を復習する
試しに,現代文の授業を受講している人は,今年度の初回もしくは2回目あたりで扱われた文章を解き直してみてください。
参考書を使って現代文を独学で進めている人は,最初の講座の問題を解き直し,解説を見てみましょう。
このあたりでもう一度「復習」の大切さを確認して,しっかりと復習することを心がけてください。
現代文の復習方法については先日武川先生が具体的に書いてくれたこちらの記事をご覧ください。
現代文の復習の方法はこれだけではないというのはもちろんですが,一つの目安として参考にはなるはずです。
基礎力の確認
2月に「高3になる前に準備しておきたい3つのこと」というタイトルで書いたこちらの記事,読んでもらえましたかね。
もし仮に「やばいかも…」と思ったあなたは,今すぐにでも取り組み始めてみてほしいところです。
模試の復習
既に何回か模試を受験したという人もいるでしょう。
その復習もしっかりとできていますか?
現代文の場合,解説冊子などを参考にしながら文章の読み直しや解き直し,不足していた語彙や知識の確認を丁寧にしていきましょう。
予習の仕方を見直す
「自分に足りない力」をあぶりだす予習
これは予備校や塾などで現代文の授業を受講している人向けの話になるかもしれませんが,予習の仕方をもう一度考えてみましょう。
予習・授業を通して「自分に足りない力」を発見することが,「何をやらなければいけないのか」わかることにつながります。
現代文の予習をする際に自分が「どう読んでいるか」「どう解いているか」「どんなことを考えながら読んでいるか」「どんなところに注目しているか」ということを意識して予習できると,授業で「自分に足りない力」を発見できる機会も,授業で吸収できる内容も格段に増えていくものです。
難しいですがこだわりたいところです。
学んだことを次の予習に生かす
こちらも武川先生が先ほどの記事で触れてくれているのでもう一度貼っておきますね。
まとめ
ここから夏までは一気に加速していきたい時期ではありますが,加速できるかどうかは日々丁寧な学習ができているかどうかにかかっています。
この時期に取り組んでおきたいことをまとめると,
②予習の仕方を見つめ直す
この2本が柱になります。
そして「当たり前のことを当たり前にやれる受験生が強い」ということを頭の片隅に置いて,丁寧に丁寧に現代文という科目とも向き合っていってください!