高3時の5月を振り返ってみた―部活と勉強の両立,あるいは―


GWが明け,みなさまいかがお過ごしでしょうか。
朝の満員電車に乗り込むたびに(とは言ってもまだ2日ですが),「あぁ,みんな元の生活に戻ったんだなぁ」と思う今日この頃です。だってGW中は毎日電車が空いていたんですもん。

さて,このEL講師ブログリレー。1回目が私なのは特にこれといった理由があったわけではなく,思いついたのが私だからというだけの理由です。同じような理由から,次回の更新を担当するのはこの企画を立ち上げることになった打ち合わせの現場にいた武川先生です。乞うご期待。

初回なので少しこの「EL講師ブログリレー」の趣旨というか,これって一体何なのか簡単に説明しますと,

「Educational Lounge(以下EL)本編の科目別学習情報とかコラムとかの枠組みにとらわれず講師陣が自由に書きたいこと書くような,いわば『雑文集』ってありじゃない? 『編集後記』みたいなやつがあっても面白い気がするし……」

という私の完全なる思いつきでございます。そして思いついてしまったので,私の唯一の長所と言っても良い「見切り発車」能力を最大限活用して,勢いで始めてしまったというのがオチです。でも「編集後記」って割とアリだと思うんだよなぁ…。どの先生も記事にするまでにいろいろな思いがあったり意図があって記事を作成していらっしゃるわけだし,かといってその思いや意図を記事本編に書くといろいろぼやけちゃう部分もあるだろうし。記事のネタを思いついた背景とか聞いてみたい感もあるじゃないですか。ないですか? ありますよね。

あ,そんなこんなで見切り発車でスタートしたこのブログリレー,超不定期更新です。笑

さて,記念すべき第一回目の今回は「記事の意図〜」と言っておきながら,全然関係ない話をすることにしますね。笑


職業柄,毎年多くの高校生〜大学生と接するわけですが,5月って過ごし方が難しいというか,やっぱり鬼門だよなぁと思うことは数知れず。

高校生の場合は特に運動部だと最後の大会直前で部活との両立が難しくなってみたり,GW期間毎日部活で疲労の蓄積が凄まじかったり,高卒生の場合はせっかく予備校のリズムに慣れてきて「頑張ろう」と思っているタイミングで休日モード全開の周りを見て気持ちを保つのが大変だったり,大学生は大型連休を満喫しすぎて「あのやる気に満ち溢れた4月はどこへ…」となってしまっている人がいたり……。5月病という言葉もありますしね。5月病に陥りかけている人は,ここらで気合いを入れ直したいところではありますよね。

私自身はこの超大型連休中も受験生同様に毎日授業だったので,これといって普段と変わったことはそんなにないのですが,じゃあ高校生の時ってどうだったのかなぁと,この機会に少し振り返ってみたのですよ。まぁあんまり覚えていないというのが本音だったりもしますけど。苦笑
さすがに高1とか高2のことは全くと言っていいほど覚えていなかったので,かろうじて思い出せた高3の時のお話。

私は千葉県出身なものでして,どうも千葉県というのは部活が盛んらしい。当時はそんなこと知る由もなかったんですけど,後から聞くとそうだったのだとか。もちろん全ての学校,全ての部活がそうだというわけではないのであれですが。じゃあ私の場合どうだったのかというと,今思えばそれなりに盛んだったと思います。強豪校でも何でもなかったのですが,それなりに。笑

記憶が正しければ5月か6月に最後の県大会が控えていたはずなので,5月中は部活ばっかりやっていたような気もしないでもないです。違うかも知れませんけど。同時に,親からは「浪人はさせられない」と言われていたこともあって,要は「両立」が最大のテーマというか,私自身部活と勉強の両立というものにほんの少しだけ悩んだ気がします。ほんの少し。

なぜ「ほんの少し」だったか。
それは,当時の私が出した結論が「完璧な両立なんて自分には無理」というものだったからです。笑

でもはっきり覚えているのは,完璧な両立はできないにしても,どっちも中途半端なのは微妙だよなぁとぼんやり考えていたということ。そして「部活をやっている時間は部活に集中する。それ以外は勉強に全振りする」と心に決めたということです。実際そんなことができていたのかどうかはわかりませんし,これがもっと盛んな学校だったらまた違う考え方をしていたかもしれないんですけどね,でもそんなことを考えていたことだけは覚えています。


得るものなど何もない昔話を思いつくままにつらつらと綴ってみたわけですが,次回の武川先生はもっとこう,ためになるお話を書いてくださると信じています!それでは次回の武川先生をお楽しみに…!〔羽場〕

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