こんにちは^^
難関大学受験LIBERA塾長であり、
アオイゼミ・最難関大学受験塾IRL・城南予備校数学科講師の山﨑慎太郎です。
本日は5月1日、令和元年ですね!
*編注…山﨑先生からは5月1日に原稿をいただいておりました。。。
新しい元号となり私も気分を一新して指導に携わっていきたいと思います。
(そんな初っ端から体調を崩しております…)
さてそんなお祝いムードと連休の最中ですが、高1生・高2生のみなさんとその保護者の方々には今後の受験生活を左右するかもしれないほどのお話をしなければなりません。
身に付けておきたい「計算力」
――頭で考えることなく、勝手に手が動いて出来る状態に
現高1・2生は、『大学入学共通テスト』という従来のセンター試験とは全く異なる試験を経験することになります。
以前共通テストの試行調査が2度行われましたが、ご覧になりましたか?
ぜひ一度見ていただきたいです。かなり大変です。
とはいえ、テストの形式が変わろうが変わるまいがこの時期からしっかりと身に付けておいて欲しいものがあります。
それは
計算力。
以前も別のところで書いていますし、ほとんどの先生方がおっしゃることだと思いますが、これは数学を学ぶ上で非常に大切な土台です。ここがおぼつかないようでは数学を受験科目として使用するのは厳しくなります。
ちなみに、ここでいう「計算力」とは……
『いちいち頭で考えることなく、勝手に手が動いて出来ている状態』
です。悩んで解いている状態では計算力はありません。(本当に難しい計算は除く)
ほとんどの方が勘違いをしていますが、答えがでればOKではありません。
いかに早く正確に答えを出せるか?
であり、教科書レベルの因数分解1問に1分以上かかっていては、計算力がないと言ってもよいかもしれません。
かなりきびしいことを言っているかもしれませんが、これは正論と考えております。
「計算力=基礎体力」「計算練習=ランニング」だと考える
あなたがバスケットボールをやっているとしましょう。
試合で走り回るためには体力が相当必要なはず。そのために毎日ランニングをし、基礎体力を付けているはずです。
数学でも同じことが言えます。つまり「計算力=試合で走り回る体力」、「計算練習=ランニング」です。
いかがでしょうか?イメージできたでしょうか?
計算力の大事さがわかっていただけたでしょうか?
もし計算力がなければ、それはバスケットボールでいうと試合で使い物にならないと同じこと。つまり試験は戦えないということになります。
この内容を何度もしつこく言っていますが、わかってはいるけどきちんとやってくれる人が少ないので、再び書かせていただきました。時期もちょうどよかったですし。ぜひ取り組んでいただきたいものです。
ただここで質問があがりそうですね。
「計算力をつけるのはわかった。でも具体的には何をやればよいの?」
おそらくそう思ったのでは?
大丈夫です。それをお伝えして今回のお話を終わりにしたいと思います・
計算力をつけるために①――副教材を活用する
まず数学が極めて苦手な人は、難しいことをやってはダメです。
おススメしているのは、学校で渡される副教材を利用しましょう。
サクシード・フォーステップなど教科書サイズの問題集です。
それの一番やさしいレベル(基本・A問題などと書いてあるかと)のものだけを手を付けましょう。
毎日最低15分。それを継続してください。
それが慣れたらワンランク上げても良いでしょう。
すごく苦手ではないが、定期試験はしっかり勉強していかないと厳しい人も同様です。
まずは一番やさしいものから入り、ワンランク上の*印が付いているものまでやりましょう。やはり毎日最低15分です。
計算力をつけるために②――問題集を活用する
次にある程度自信があるけど、もう一歩レベルを引き上げたい人は、
これを使用してみるとよいです。
Ⅱ・B版
Ⅲ版
もあります。
こちらも毎日最低15分。
こういったことを毎日続けることによって、数か月後に劇的な変化が訪れます。
まずは実行してみてください。あなたにとって決して悪くない話ですよ^^
長くなりました。お読みいただきありがとうございました。
次回は計算以外のお話をいたしますのでお楽しみください。
それでは^^
大学受験専門塾LIBERA塾長・予備校講師。
数学を通して生徒の想像力と独創力と忍耐力を養成する。自身が数学で苦労した経験を踏まえた懇切丁寧な解説と、明るい人柄が生み出すテンポの良い語り口で全学年・全レベルの受験生を魅了する。