当たり前のように「受験」を捉えてしまいがちな昨今、ちょっと立ち止まって多様な生き方の可能性、様々な選択肢がある中で「受験」という道を選んだ意味を考えたい。そんな思いから始動した”Educational Lounge×Career Compass”では、様々な業界でチャレンジを続けている方に、これまでの人生を振り返っていただきます。
第6回の今回は、沖縄県北谷町を中心に活動している任意団体「Cha-Ashibi」のみなさんに普段の活動や沖縄、子ども達に対する思いをお聞きしました。
Cha-Ashibi公式Instagram
Cha-Ashibiとして活動するようになった経緯
――Cha-Ashibiの現在の活動を教えてください。
上原茜さん(以下「上原」):
毎週木曜日に英会話のクラスを開いたり、月に1回のペースで子ども食堂を開催したりしています。昨年から年に一度の「Cha-Ashibiフェスタ」というイベントも開催するようになりました。
――Cha-Ashibiとして活動するようになったいきさつを教えていただけますか。
上原:(稲嶺)真理菜が当時働いていたコワーキングスペースでやっていた運動プログラム参加するようになったことが最初です。
運動をした後に健康食をみんなで食べながら、「こういうことがしたい」という話をしていて、それから少しずつ色々な活動をしていくようになりました。
稲嶺睦子さん(以下「稲嶺睦」):朝活と称して、朝の8時〜9時くらいから海でワークアウトをして、みんなでご飯食べて、今後について語ったりヨガをしたり……。
上原:3人留学経験があり、「言語を教えたい」ということで英会話からスタートしました。その後も、いらなくなった子ども服を欲しい人にあげたりもらったりする洋服スワップ(編注:スワップ=交換会)というイベントをやりながらアロマブレンドのワークショップをしたり、フリーマーケットを開催してウェディング用のお花やベーグル、アロマを売ったり……。ただやりたいことやっていただけかもしれません(笑)。
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「お母さんたちも楽にしてあげたい」と始まった子ども支援