「SNSで発信していなくても草の根の支援活動をやっている人がいっぱいいるんだよ」というのを届けたい
――MGさんは昨年の軽石問題でも精力的に活動していらっしゃいましたよね。
MG:
あれはいろんなYouTuberが被害状況を紹介するだけだったのを見ていて思いついたわけよ。本部の新里漁港ってところが港閉鎖になるぐらい、漁港の中が陸になってるわけさ。そんなのをテレビだとかYouTuberだとかが取り上げてるの見て。
俺たちってさ、中部から北部までバイクとか車でツーリングするわけよ。中には「軽石ツアー」と称して、軽石を見にいくツーリングなんかもあって。だったらそれを活用しようと。
「モーターショー」じゃないけれど、ツーリングついでにいろんな人を集めて、停まっている車やバイクを見てもらったら展示会になるわけさ。そんな展示会をしながら2時間くらいみんなで軽石とろうよってSNSで発信してみたわけさ。同時に、本部町の役場に行って、そんなことやるから協力してくださいと土嚢袋を準備してもらって。
でも当日までどれだけ来るかわからんわけで、どうなるかなぁと思っていたら、当日は400名くらい集まってくれた。
しかも、「塵取りのようなもので掬うと早いから、そんなの持ってきてくださいね」と言っていたら、積載車に大型のユンボを乗せてきてくれたた人までいて。少ない人数だったら軽石も重いけど、みんなでやったらまさに”軽石”よ。
こんなに集まってくれるとは想定していなかった。でもあれだけ来てくれた。だからやっぱり沖縄はすごいなって。
何かしたいと思ってる人はいっぱいいるんだろうけれど、やり方がわからなかったりきっかけもない。だから、自分がYouTubeで発信することによって、そんな人たちに「いろんな人がいるんだよ、だからあんたたちも気軽にこんなことできるんですよ」って伝えたい。自分たちみたいなYouTuberがやるのはメリットがあるからみんなやるかもしれない。でもSNSで発信をしていなくても草の根の支援活動をやっている人がいっぱいいるんだよ、というのを届けたいなって。
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地域のおばぁたちが喜んでいる顔が見えるのが一番良い