こんにちは。日本史の河原です。
今回は、「時間のない受験生が効率的に学習するための日本史学習法」というテーマでお話したいと思います。
しかも、日本史は主要科目ではありませんから、時間の制約もあり、困っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は日本史をできる限り効率よく勉強するためのヒントを3つ提案します。
- 作業や無駄をなくす
- 1週間の勉強スケジュールを固定する
- 暗記だけなく問題演習にも取り組む
日本史以外にも活かせる内容となっています。
ぜひ最後まで読んで実践してくださいね。
目次
日本史を効率よく学習するポイント①:”作業”や”無駄”をなくす
時間がないと悩んでいる受験生がてっとり早く時間を作る方法は作業や無駄な時間を極力削ることです。
スクリーンタイム機能を活用して学習時間を確保する
例えば、スマートフォンにはスクリーンタイムという機能が搭載されています。
意外と使っていませんか?
勉強以外のSNSを使っている時間を勉強に置き換えることができれば、時間は確保できますよね。
スクリーンタイムには、時間制限をかける機能がついています。
SNSなどの勉強以外のアプリには時間制限を設けて、時間を確保しましょう。
「作業」を極力減らすことも欠かせない
また、このサイトで何度も指摘していますが、作業を極力減らすことも大切です。
受験勉強をする上で非常に重要なことを解説しています。
時間がないと悩んでいる方は、自分の1日を振り返って「無駄な時間はないか」「今やっている作業を市販の参考書などで置き換えることはできないか」振り返ってみると良いでしょう。
日本史を効率よく学習するポイント②:1週間のスケジュールを固定する
この時期になれば、学校や予備校の授業もある程度固定されていると思います。
そのため、1週間の勉強スケジュールを固定するようにしましょう。
スケジュールを立てるための5つのステップ
スケジュールを立てる手順は
- 勉強できる時間をタイムテーブルのようなもので見えるようにする
- 1週間でやるべきことを書き出して、優先順位をつける
- 優先順位の高いものから順に書き込む
- 予備日を必ず設ける
- スキマ時間に何をするかも決める
時間がない受験生は⑤のスキマ時間の活用も非常に重要です。
通学時間などに何をやるか予め決めておくようにしましょう。
スケジュールを固定するメリット
ちなみに、スケジュールを固定するメリットは以下の3点です。
- 科目の偏りを防ぐことができる
- 何を勉強しようか悩む時間が減る
- 各科目の週あたりの学習時間を可視化できる
それぞれ簡単に説明します。
スケジュールを固定するメリット①:科目の偏りを防ぐことができる
スケジュールを決めずに勉強すると、つい好きな科目や得意な科目をやってしまったり、小テストが多い科目に偏ったりすることがあると思います。
こういった偏りを防ぐために、スケジュールを決めて各科目の勉強時間をコントロールしましょう。
スケジュールを固定するメリット②:何を勉強しようか悩む時間が減る
スケジュールを決めていないと何をするか考える時間が増えてしまいます。
机に向かってから何をやるか決めるのは効率が悪いですよね。
スケジュールを固定するメリット③:各科目の週あたりの学習時間を可視化できる
スケジュールを組む一番のメリットは学習時間をある程度可視化できることです。
時間を可視化することで、限られた時間で何をやるか考えることができます。
時間が限られている以上、重要度や優先順位が低いものは切り捨てる必要もあるでしょう。
それを見極める第1歩として時間を可視化するのは非常に重要です。
日本史を効率よく学習するポイント③:暗記だけでなく問題演習にも取り組む
日本史の受験生を見ていると一問一答などで一生懸命覚えるだけで終わってしまっている方を見かけます。
しかし、こういった勉強は実は効率が悪いのです。
少し形式を変えられると解けなかったり、問題で間違えることで覚えることもあります。
6〜7割程度覚えたら、積極的に問題演習に取り組むようにしましょう。
具体的な問題演習のやり方は以下の「日本史の成績を上げるために取り組むべき授業・問題演習の効果的な復習法」が参考になると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
おわりに
今回は時間のない受験生に向けて効率のよい学習法を紹介しました。
今回紹介したもので取り組んでいないものがあれば、ぜひ取り組んでみてください。
学習効率が上がったことがすぐに実感できますよ。
がんばってくださいね!