国語 白樺派の芸術を確立した「小説の神様」志賀直哉——反自然主義文学の潮流⑦ 武者小路実篤を筆頭に文壇に現れた白樺派。 前回の記事の最後で触れたように、その芸術が確立されるのは志賀直哉によってでした。 今回は、白樺派の中でも志賀直哉に焦点... 2021年2月6日 羽場 雅希
国語 【白樺派】武者小路実篤の衝撃と限界——反自然主義文学の潮流⑥ 自然主義と耽美派・白樺派という反自然主義の構図が中心となっていた大正前期の文壇。 反自然主義文学の中でも耽美派を取り上げた前回に続き、今回はもう一方の反自然主義... 2020年10月13日 羽場 雅希
国語 耽美派の文学——反自然主義文学の潮流⑤ 前回まで数回にわたり、夏目漱石・森鴎外の二人に焦点を当てながら「反自然主義文学」のおこりを見てきました。 今回からは、余裕派・高踏派と呼ばれる漱石や鴎外とは違っ... 2020年9月22日 羽場 雅希
国語 体制側に留まる諦念の文学者森鴎外——反自然主義文学の潮流④ 前回は、修善寺の大患以降の漱石を通して反自然主義文学の潮流を見てきました。 今回は、そんな漱石とともに独自の世界観を築き上げた巨頭、森鴎外を見ていきたいと思いま... 2020年8月24日 羽場 雅希
国語 夏目漱石が描く「生きるべき時代の喪失」——反自然主義文学の潮流③ 修禅寺の大患で「三十分間の死」を経験した夏目漱石。 前回の記事では漱石がこの経験を経て「『死すべきもの』としての人間認識をその後の作品に反映していくことに触れま... 2020年6月23日 羽場 雅希
国語 低徊趣味と漱石が抱く近代の問題意識——反自然主義文学の潮流②【大学受験の近現代文学史を攻略する⑦】 生い立ちから辿っていった前回に引き続き、今回は初期〜いわゆる「修善寺の大患」までの夏目漱石を見ていくことにしましょう。 『草枕』で描き出される「低徊趣味」的文学... 2020年5月18日 羽場 雅希
国語 夏目漱石の登場——反自然主義文学の潮流①【大学受験の近現代文学史を攻略する⑥】 前回見ていたように、文壇における明治40年代は自然主義文学が活発な時代でした。 ところが、世の中に「絶対的なもの」は少なく、ある立場が注目されるときは大抵、それ... 2020年5月14日 羽場 雅希
国語 自然主義文学の隆盛と衰退——島崎藤村と田山花袋【大学受験の近現代文学史を攻略する⑤】 明治30年代の初めから日本にも流入した自然主義文学。 当初は表面的なものに過ぎなかった自然主義文学が最盛期を迎えるまでの流れは一体どのようなものだったのか——。... 2020年4月13日 羽場 雅希
国語 浪漫主義から自然主義文学へ――明治30年代の文学【大学受験の近現代文学史を攻略する④】 「近現代文学史ってちょくちょく出題されているけれど,出題数はそんなに多くないし,読解問題よりも配点は低いはずだし,あとで勉強すれば良いんじゃ…」 「近現代文学史... 2020年2月4日 羽場 雅希
国語 大学受験の近現代文学史を攻略する③――写実主義と擬古典主義② 「近現代文学史ってちょくちょく出題されているけれど,出題数はそんなに多くないし,読解問題よりも配点は低いはずだし,あとで勉強すれば良いんじゃ…」 「近現代文学史... 2019年12月1日 羽場 雅希