[政治経済]12月から意識すべきこと(高1・2)①
教養を身につける

この時期は高2生から割と質問を受けます。
そろそろ受験に向けて政治・経済の勉強を始めたい。今からやるなら何がよいか。というものです。

インプット用に参考書を買って自分でどんどん進めていく、というものアリですが、センターや私大を問わず、政治・経済は4月からの勉強で十分間に合いますし、主要教科(特に英語)こそ早く始めるべきです。そこで、個人的にはこの時期は「教養を身につける」ことをお勧めしています。

具体的には、スキマ時間を利用して読書をしたり、テレビやインターネットで映像を見たりすることです。ジャーナリストの池上彰さんが出版している本や番組が受験向けかと思います。

教養を身につけることで、センスが身につきます。
センター試験はもちろん、私大の正誤問題で「この選択肢はありえないな」という感覚です。

読書のもたらす効果の実例

極端な例ですが、過去にこんなケースがありました。

4月から政治・経済の勉強をゼロから始めるという高卒生がいました。周りと比べて不利にならないように、何か特別なことがしたいと。そこで読書を勧め、池上さんの本を20冊ほど紹介しました。授業の復習はもちろんですが、読書も頑張ってくれました。そしたら7月のマーク模試で偏差値が80を超えてしまった、というケースです。本人に聞いてみたら、「マークだから、暗記はできていなくても感覚でいけた」とのこと。

また、来年の4月から学校で政治・経済の授業が始まる人にとっては、授業の予習にもなります。政治・経済は、暗記量こそ少なく楽な科目を言われますが、実は最低限の教養がないと理解できない箇所が多い科目でもあります。例えば、国際政治であれば世界史、戦後の日本経済であれば日本史の教養が必要です。歴史が苦手な人は、4月までに克服しておくとよいでしょう。

次回、お勧めの本をいくつか挙げておきます。読みやすいものから順に読んでいくとよいでしょう。

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