首都圏の予備校・塾で数学・地学を担当。
大学での専門は固体地球科学・信号処理。今後の人生で役に立つ地学(地球科学)がモットー。「覚えること」と「理解すること」を明確に区別し、単なる暗記に留まらない指導を心がけている。
さて,化学の枡見先生(マスミせんせー)が
用語について投稿していたので,
地学用語についても簡単に書いてみたいと思います。
地学用語で意識すること
中学で地学分野を学習しているので,高校で学習する化学などと違って地学用語は馴染みがあるものが多いと思います。
もちろん高校地学で初めて学習する用語も多いのですが…
さて,用語を覚えるうえで最低限意識してほしいことですが…
POINT
[1] つべこべ言わず覚える [2] 意味を理解する [3] 対になる用語を覚える [4] 包含関係・階層構造を理解する
正直言いますと,[1]は大事です。
覚えることは学習の第一歩ではないでしょうか?
では[1]~[4]の例について考えていきたいと思います。
[1] 例:化石の名前
例えば「アンモナイト」ですが,おそらく多くの方が「ああ,アンモナイトね」と覚えていると思います。
ふとこの記事を書くにあたって検索してみたのですが…
https://www.kaseki7.com/blog/archives/5462
にあるように,名前の由来はあるみたいです。しかし,何も考えずに覚えてしまったほうが得策でしょう。物・概念の名称のすべてに意味づけをしようとすると大変ではないでしょうか?
[2][3] 例:有色鉱物・無色鉱物
鉄・マグネシウムを多く含むと色がつく→有色鉱物
逆に考えれば,
鉄・マグネシウムをあまり含まないと→無色鉱物
※淡い色も含む。無色鉱物というけどね。
[4] 例:太陽系の天体
この図は一部分だけの抜粋です。
当然ながら彗星や小惑星も細分化されます。
余力があれば,自分でまとめてみるとよいでしょう。
今回は短めの記事でしたが,今後時間がとれれば[4]の表を一つずつ掲載できたらなと思っております。
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