![[化学]化学用語を覚えよう②](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_640,h_453/https://www.educational-lounge.com/wp-content/uploads/2018/11/0f49fd4d131affdcad5376a82b41c82b_s.jpg)

首都圏の予備校・塾・学内予備校に出講中。
講義ではテキトーそうな雰囲気を醸し出しつつ,「なぜそうなるのか?」を一つ一つ丁寧に積み上げる。ごく稀に化学愛をぶちまける。科学史と甘いものとネコが好き。
皆さんこんにちは。枡見(マスミ)です。
前回に引き続き,テーマは「用語の大切さ」。
用語のアウトプット①ーー「一問一答」を使う
覚えた用語をアウトプットしていく方法を
いくつか紹介しておこう。
① 一問一答
暗記の確認といえば一問一答形式での復習だろう。
代表的な問題集に中経出版の
と,東進ブックスの
がある。
前者はコンパクトなもので,電車の中などでも使いやすい。
友達どうしで問題を出し合うのもいいだろう。
後者は「一問一答」というわりには結構本格的なので,
参考書としても使える。
用語のアウトプット②ーー空所補充問題
② 空所補充
次に,空所補充問題に取り組んでみてほしい。
セミナー化学やリードαといった学校傍用の問題集や,
市販の易しめの問題集で十分だ。
入試の過去問なら京都産業大学や和歌山大学,水産大学校あたりを探せば空所補充がゴロゴロ出てくる。
空所補充問題を解くときは,
答えが当たったか外れたかももちろん重要だが,
それに加えて“その用語がどんな文脈で登場しているか”をよく見ておいてほしい。
「なるほど。この用語とこの用語はこういう風に繋がるのか」
「この言い回しは上手だなぁ」
と感じたフレーズを心に留めておくと,
後々,論述形式の問題の答案を書くときの参考になるのだ。
用語のアウトプット③ーー正誤問題
③ 正誤問題
最後に,正誤問題に取り組んでみよう。
正誤問題のネタはセンター試験の本試や追試の過去問やマーク対策用の問題集が良いだろう。
これも,答えを当てるだけでなく,
「選択肢1つ1つの正誤判定をする」
ということをやってみてほしい。
特に,センター試験は正解の選択肢の判定難易度が最も易しいケースが多いので,そこばかり見てもなかなか力がつかない。
ぜひ不正解の選択肢を見て,それが不正解たる理由を言えるようにしてほしい。
センター試験は不正解の選択肢にこそ発見があると心得よ…ということだ。
そんなわけで,
今回は【化学用語を覚えよう】というお話でした。
あとはぜひ皆さん自身で色々工夫してみて,
化学の勉強法を確立していってほしい。