化学用語を覚えよう②

皆さんこんにちは。枡見(マスミ)です。
前回に引き続き,テーマは「用語の大切さ」。

● 用語のアウトプット

覚えた用語をアウトプットしていく方法を
いくつか紹介しておこう。

① 一問一答
暗記の確認といえば一問一答形式での復習だろう。
代表的な問題集に中経出版の


「化学早わかり 一問一答」と,
東進ブックスの


「化学一問一答【完全版】」がある。

前者はコンパクトなもので,電車の中などでも使いやすい。
友達どうしで問題を出し合うのもいいだろう。
後者は「一問一答」というわりには結構本格的なので,
参考書としても使える。

② 空所補充
次に,空所補充問題に取り組んでみてほしい。
セミナー化学やリードαといった学校傍用の問題集や,
市販の易しめの問題集で十分だ。

入試の過去問なら京都産業大学和歌山大学水産大学校あたりを探せば空所補充がゴロゴロ出てくる。

空所補充問題を解くときは,
答えが当たったか外れたかももちろん重要だが,
それに加えて“その用語がどんな文脈で登場しているか”をよく見ておいてほしい。

「なるほど。この用語とこの用語はこういう風に繋がるのか」
「この言い回しは上手だなぁ」

と感じたフレーズを心に留めておくと,
後々,論述形式の問題の答案を書くときの参考になるのだ。

③ 正誤問題
最後に,正誤問題に取り組んでみよう。
正誤問題のネタはセンター試験の本試や追試の過去問やマーク対策用の問題集が良いだろう。

これも,答えを当てるだけでなく,
「選択肢1つ1つの正誤判定をする」
ということをやってみてほしい。

特に,センター試験は正解の選択肢の判定難易度が最も易しいケースが多いので,そこばかり見てもなかなか力がつかない。
ぜひ不正解の選択肢を見て,それが不正解たる理由を言えるようにしてほしい。
センター試験は不正解の選択肢にこそ発見があると心得よ…ということだ。

そんなわけで,
今回は【化学用語を覚えよう】というお話でした。

あとはぜひ皆さん自身で色々工夫してみて,
化学の勉強法を確立していってほしい。

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枡見康平——Kohei MASUMI

首都圏の予備校・塾・学内予備校に出講中。

講義ではテキトーそうな雰囲気を醸し出しつつ,「なぜそうなるのか?」を一つ一つ丁寧に積み上げる。ごく稀に化学愛をぶちまける。科学史と甘いものとネコが好き。