[地学基礎]大学入試共通テスト試行調査(プレテスト)について【速報版】

大学入試共通テスト試行調査

2018年11月10日・11日に大学入試共通テストのプレテストが実施されました。地学基礎について解いてみた感想を記してみたいと思います。

① 解答数
解答番号は[ 1 ]~[ 14 ]となっています。
現行の試験では[  1 ]~[ 15 ]となっているのでほぼ同数の問題数でした。

ただ,解答番号[ 5 ]と[ 6 ]が両方正解で得点を与えるという形になっているのが印象的です。

② 問題の難易度
現行のセンター試験と同程度もしくはやや易と感じました。

③ 解答時間
現行のセンター試験と同様に基礎2科目で60分であり,変更はありませんでした。1科目あたり30分と考えると解答時間は適切な分量でした。

各設問に対する所感(速報版)

第1問
A
問1【易】:地層に関する基本問題。切った方が新しいということがわかっていれば解ける問題。

B
問2【易】:やや目新しい設問である。岩石の形成年代・種類・特徴をまとめた図の誤りを指摘する。正しい選択肢,誤っている選択肢の判断がしやすいので解答は容易。問題のテーマは違うが,2017年度本試験第4問も参照してみることをオススメします。
問3【標準】:地球大気中の酸素濃度が急増した理由を正確に把握していれば解答できます。標準的ですが,正答率はやや低めになると感じました。

第2問
A
問1【易】:自然現象(地震と火山)に関する基本問題です。

B
問2【標準】:目新しい設問
この問題については別記事に記します。
完答しないと点にならない部分は注目しておきましょう。
問3【易】:風化に関する基本問題です。

C
問4【易】:台風の経路に影響する風の選択。
問5【標準】:やや目新しい問題。リード文に歴史的資料(1828年)の現代語訳が用いられている。
しかし,テーマ的には2007年度地学Ⅰ追試験で出題されています。また,中学生でも解答可能です。
問題文をしっかりと読まないと間違える可能性がある。

第3問
A
問1【標準】:溶岩チューブという用語が目新しいが,リード文を読めば解答可能。
問2【標準】:設定は目新しいが,どの問題集にも掲載されているタイプの問題である。

B
問3【標準】:宇宙の膨張に関する基本問題である。図から計算してもよいが,知識として知っている受験生が多いと思われる。
問4【易】:宇宙の階層構造に関する基本問題。誤っている選択肢が明らか。
問5【標準】:宇宙誕生後に起こった出来事についての問題であるが,学習が手薄になっている受験生が多いと思われる。少し細かい知識になるが,2016年度地学本試験第6問の問3を参照しておいても良いかもしれない。

地学基礎に関しては,
大きな変化はないと考えて良さそうです。

過去問も十分に利用できますので,高1・高2の方は,国語・英語・数学を頑張りましょう。

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