[世界史]高1・高2の世界史学習①

今回から3回にわたり,現在高校1年・2年の方に向け,1年後(2年後)の大学入試を見据えてどのような学習を心がけて欲しいかについて述べていきます。

膨大な情報量との戦い

世界史は膨大な情報量を扱う科目です。

高校で世界史を履修した方であれば,定期試験直前に試験範囲のノートやプリントを一夜漬けで丸暗記してしのいできた経験もあるかもしれません。

しかし,全時代・全地域を対象とし,かつ出題形式も「マーク」「記述」「正誤判定」「年代整序」「論述」など多岐にわたる〈大学入試〉の対策は, そう簡単にはいきません。

具体的な数字を出しましょう。

現在多くの高校で採択されている『詳説世界史』(山川出版社)の本編ページ数がおよそ400ページ。そして世界史受験生必携の『世界史用語集』(山川出版社)に収録された用語は約5600語。

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これが受験世界史の基本的なスケール感です。

先を見越した計画学習を今から始める


世界史の受験勉強とは,ごく大ざっばに言えば,上記のコンテンツ全てを正確に理解した上で記憶し,「自分のもの」として自在にアウトプットできるようになることを言います。

そのために要求される「知的な体力」は,かなりのものです。

ですから,その達成のためには,1にも2にも,「早くから始めること」が大切です。

もちろん,高3の春,ゼロから学習を積み重ねて早慶に合格する水準まで学力を伸ばす生徒もいます。しかし,それには相当な受験への覚悟や本人の性格,さらには「暗記が得意だったか」「世界史を好きになれたか」などの個別的な要素が関わってきます。
つまり,ある種の「適性」にどうしても左右されてしまうことが否定できません。

これを読んでいる皆さんは,せっかく時間的な余裕がある非受験学年なのですから,将来「難関大学」合格を確実にしたいと考えている方に対しては特に,「今から始める」ことをオススメします。

先を見越した計画的学習こそが,受験においては「適性」を超える有効打となるのです。

教科書通読は挫折しやすい!?

では, 大学受験を見据えて,高1・高2生が取り組むべき世界史学習とはどのようなものでしょうか。

よく,やる気にあふれた非受験学年の高校生がトライして挫折するのが,「教科書通読」を中心とした「通史学習の大まかな先取り」です。

この学習が挫折しやすいのはなぜなのでしょうか?
次回はその答えから話を広げていきたいと思います。

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