[日本史]11月の学習指針②
入試問題は意図を持って取り組もう

自分の弱点を把握したら,その弱点を潰していくのが,効率よく成績を上げるための最大の秘訣だよ。当たり前の話だけど,意外と出来ていない生徒が多い。人は誰しもが苦手な分野より得意な分野をやりたがる生き物だからね。ここは心を鬼にして,苦手な問題に数多くチャレンジしていこう!
そこで一つ提案したいのが,
入試問題演習は毎回意図をもって取り組もうということ。

過去問演習は

①すべての問題を解く
②大問ごとに分けて解く
③問題形式ごとに解く

の3つに分けて考えてみよう。

過去問演習のポイント①――すべての問題を解く

過去問を解く時に一度にすべての大問を解く意図は二つだよ。

一つは志望大学の傾向を知るため。
これは自分の答えが間違いばかりでもよいから,できるだけ早い時期にやっておこう。どのような形式の問題を大学側が出してくるのかがわからなければ,対策の使用がないからね。(用語を記述させる問題が出題されないのに,漢字を書く練習をするのはナンセンスだよね。)

もう一つは,時間配分を意識するため。
難関国立大はもちろん,私立でも早慶上智大などを中心に試験時間はかなりタイトだよ。GMARCHでも,明治大学の情報コミュニケーション学部のように問題数が異様に多い学部もある。これは事前に解いておかないと気がつけないよね。
また,私立大学でも論述問題が出題される大学は時間配分に注意しよう。論述問題は思った以上に時間がとられるよ。

過去問演習のポイント②――大問ごとに分けて解く

入試問題の多くは大問ごとに時代が分かれていることが多いよ。(中には時代を跨またいだテーマ史を出題する大学学部もあるけど…)苦手な時代や鍛えたい時代があるなら,その時代を扱っている大問だけを解けばいいんじゃないかな。短い時間で同じ時代の問題に何度も取り組むことで,その時代の知識の抜けや出題のされ方が見えてくるよ。

過去問演習のポイント③――問題形式ごとに解く

自分に弱い形式があるなら,形式ごとに問題演習にあたるのも一つの手だよ。正誤判定問題を鍛えたいなら,ひたすら正誤判定問題。史料問題を鍛えたいなら,ひたすら史料問題。同じ形式を繰り返した方が,苦手意識を早く克服できるよ。自分の弱点がはっきりしているならこのやり方で攻めてみよう!

間違えた問題は1冊のノートにまとめ、繰り返し解こう
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