[地学基礎]12月の学習指針

とにかく,過去問8回分(地学基礎)をすべて解きましょう。

過去問を解く際のポイントを
次の問題を使って確認したいと思います。

※一部発展事項を含みますが,理解が深まるので挑戦してみてください。


例題

大気圏と地球内部について述べた文として最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。

 大気の密度は地表で最小になるが,地球内部の密度は地球の中心部で最大となる。
 地表付近の大気中の平均的な音速よりも,地殻を伝わる地震波の平均的な速度の方が速い。
 大気圏も地球内部も,地表から遠ざかるにつれて温度が高くなる。
 大気圏は気体で構成されているが,地球内部は固体で構成されている。


解答時の頭の中
① 密度なんて覚えてない。これどうなんだろ。△
② 数値覚えている。多分これが正解。○
③ これは明らかに違うな。成層圏とか温度下がったよね?×
④ これも明らかに違うな。外核は液体だったな。×

解答を見ているとき
問1の正解は②,合っていたから次。

では他の問題に対応できませんね。
各選択肢を使って,どのように勉強していくかですが…



「密度が大きいものと小さいものがあるとき,密度が大きいものが下に移動する。」という性質がわかっているかがポイントになります(中学校の理科の範囲)。
したがって,
大気の密度は地表面で最大になると考えるのが適切です。

地球内部についても同様に,
中心で密度が最大になると考えましょう。
地球の内部の密度については発展事項の内容ですが,地下深部ほど密度が大きいことは考えればわかりますので,しっかりと理解しましょう。

このような解説があればよいのですが,
事実のみ書かれている場合もあります。
疑問点が出たらできる限り調べるのが大事です。

しかしながら,教科書・参考書を見てもわからないことがあれば,暗記してしまうのも現実的です。
学校に地学の先生がいらっしゃる場合は,質問してみましょう。
一人で進めていく場合は,このあたりのバランス感覚が重要になります。


地表付近の平均的な音速は340[m/s]であるが,地震波はP波で5~7[km/s],S波で3~4[km/s]です。音速は常識的数値です。P波とS波については,P波の方が速いという事実が地学基礎では重要です。ここは覚えればよいのだなと判断しましょう。


成層圏,熱圏では高度が上昇すると温度が高くなります。
ここで, 温度構造以外のポイントも確認していくのが大切です。
・大気の主成分は?
・オゾン層ってどの層に存在?
・オーロラって熱圏で起こるんだったな。
など,教科書や参考書の該当部分を確認しておくべきです。


外核は液体です。マントルは流動性があるが固体であることに注意しましょう。ここで,「地殻・マントル・核/リソスフェア・アセノスフェア・核」について,一気に確認していけばよいのです。


このように,近年のセンター試験は複数の分野を1問に詰め込んでいる形になっている問題が一定数出題されます。

1問を利用して様々な分野の知識を確認していくのが大切です。

今まで使用している参考書・教科書があると思いますので,
それを主軸にして,情報をまとめていきましょう。
【11月の学習指針】
新しい本は基本的に必要ないです。
基幹となる本を完璧にしていきましょう。

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