[英語]受験生が毎日取り組みたい英文法の学習法

英語の大学受験対策は、単語、文法、構文、長文、英作文……というようにやることがたくさんあります。

そこで今回は、 英単語に焦点を当てた前回に引き続き、春休みから1学期の英文法学習についてお話ししたいと思います。

 英語学習の「三つの柱」——教材、やり方、継続

毎年、夏終わりから秋にかけて、必ず相談を受ける内容があります。

文法がなかなかできるようになりません

という相談です(もう少し早く来てくれれば…とも思うのですが)。

文法ができて困ることは一つもありませんが、文法ができなくて困ることはたくさんあります。文法は、Reading, Listening, Writing, Speakingの基礎です。言い換えるならば、英語学習をする際には、必ず文法を通ると言ってよいでしょう。そこでぶつかる壁が、先ほど述べた「文法がなかなかできるようにならない」というものです。

 英文法の学習①――使うべき教材は何か

文法学習の難しさの根っこには、暗記と理解のバランスがうまく取れないということがあるのではないでしょうか。そして、暗記偏重になってしまっている気がします。

この英文法に対する「暗記-理解」のバランスをとっていくのが、独学の場合なかなかに難しいのです。しかし、裏を返して言えば、このバランスを上手にとった上で演習量を積んでいけば、英文法が「身につく」可能性がぐんと上がります。

 英文法学習で春休みに使うべき教材

春休みに使うべき教材は『英文法基礎10題ドリル』です。

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英文法というと、4択問題をガシガシ解いていくというイメージかもしれません。

確かに、4択問題は出題されるので対策は必要です。しかし、4択問題だけやれば基礎力がつくのかといえばそうではありません。

英語の基本的なルールを押さえ、読解を支える文法力をつけるには、まず基礎が大切です。基礎=簡単と言うわけではありません。まずは英文法学習のスタートとして、自分の今の実力を「適切に」測るという意味でも、この参考書をやってみるのが良いと思います。
またこや参考書は、目次のところに、[やり方]が丁寧に掲載されています。やり方がしっかり解説されているので、その指示に従うことが最善です。春休みのうちにやっておきたい参考書です。春休みに1回、そして、4月中頃までに間違えたところを中心に全体をもう1回できると良いと思います。

 英文法学習で1学期に使うべき教材

4月の下旬からは、英文法の理解を念頭に書かれた以下の2冊を使用することをオススメします。

・『深めて解ける! 英文法 INPUT』

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・『深めて解ける! 英文法 OUTPUT』

 

 『深めて解ける! 英文法』の使い方

2冊ともかなり分厚いですが、それは丁寧に書かれている証拠です。

【INPUT編】は、実際に使ってみると、目からウロコの説明が多く、非常にわかりやすいはずです。また巻末に事項のまとめがついているので、読み込んだ後に、内容の確認ができるようになっています。
具体的なやり方は以下の通りです。

英単語学習で使うべき教材
① まず、【INPUT編】を1単元読む。<< 理解 >>
② 【INPUT編】の巻末付録で、知識の抜け漏れの確認 << 暗記 >>
 →巻末付録を見て、あれ…これなんだっけ…となったら【INPUT編】の本体に戻るこ とをオススメします。
③ 【OUTPUT編】を知識事項の定着を確認しながら解く << 演習 >>
④ 【OUTPUT編】の解説で、間違えたものはもちろん正解したものもcheck<< 理解+暗記の確認 >>

 

【INPUT編】を1単元読んだら、巻末の事項のまとめに目を通し、自分の知識の抜け漏れがないかを確認しましよう。

そして、1日くらい間隔をあけて【OUTPUT編】で、その単元を演習していくと良いと思います。その際には、間違えた問題には×をつけておきましよう。
【OUTPUT編】は、問題を解く際に注目すべきポイント、すなわち解答根拠と事項の解説がついているので、理解して暗記した事柄を、再び理解できるようになっています。

1学期のうちは、全単元を網羅的に、急がず焦らず、しかし着実に学習することが大切です。夏に演習量(文法 / 長文など)をこなすことを見据えて、英文法の基礎力を身につけることは非常に大切です。英単語学習と英文法学習が1学期の中心になってきますが、この2つの基礎学力が、のちの精読・長文・英作文の伸び幅を決めると言っても過言ではありません。いわば1学期は「仕込み」の時期です。この「仕込み」の出来次第で、夏以降の伸びが変わってきます。

 英文法学習を毎日続けるポイントは「キリの良さを気にしない」こと

英文法はなかなか[毎日少しでもやる]ことができる時間が取れないと思うかもしれません。

この場合、キリの良さを気にしていることが多いです。1単元、1テーマ、こんなものにこだわるから進まないし、やらないのです。「困難は分割せよ」とデカルトは言いました。デカルトの言葉を借りるなら、「英文法の参考書は分割せよ」です。1日1問でもいいです、解きましょう。1ページ、1段落でもいいです、読みましょう。自分が心の中で勝手に用意している敷居は下げてしまいましょう。(もちろん、時間ができたときに進めることも忘れないでくださいね…)。

 おわりに

今回は、春から1学期にかけての英文法学習について紹介しました。

英語には、英単語や英文法以外にも構文(精読 / 英文和訳)や長文などの学習もあります。
とはいえ、今の時期は、焦らず、しかし着実に、一つずつ確実に「英語力」を積み上げていきましょう!

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