首都圏の予備校・塾で数学・地学を担当。
大学での専門は固体地球科学・信号処理。今後の人生で役に立つ地学(地球科学)がモットー。「覚えること」と「理解すること」を明確に区別し、単なる暗記に留まらない指導を心がけている。
前回は比較的勉強が進んでいる受験生に向けてのお話でした。
しかしながら,
地学基礎なんてほとんど勉強進んでないよ(´・ω・`)
という人も多いかと思います。
そこで,今回は超特急で進めていくプランを考えていきたいと思います。
概要
各分野について
「はじめからていねいに」
→「ぐんぐんわかるの図解整理の暗記」
全分野終わったら
「ぐんぐんわかるの練習問題へ!」
①Input
――理解していない・見たことないものは覚えられない
基本的なインプットが終わっていない方は,インプットが最優先です。
を,とにかく読みまくってください。
覚えようとしなくてよいです。「なんとなく書いてあったな~」でOKです。
まずは用語の暗記…としてしまうと,本番の点数が伸びません。
まず各分野の全体像を掴みましょう。
進め方としては
[1] 全分野を一気に
[2] 全部で6パートあるので,パート毎に
が考えられますが,
[2]をオススメします。
短期間で反復しないと頭に入らないですよね…
後述する,『ぐんぐんわかる センター 地学基礎』(駿台文庫)もパート毎に使っていきましょう。
本文を3周ぐらいすれば,
どんなことが書いてあったか
わかるようになるのではないでしょうか?
「CHECK✓POINT」のページは後回しにして,
各Partの概要を掴んでいくと良いでしょう。
もちろん,すでに持っている本があればそれを利用しても良いでしょう。どの本を使うのであれ,
「イメージが湧かないと,覚えようとしても厳しい。」
次に,
を利用してインプットに入りましょう。
[1] 図解整理 [2] 練習問題 [3] 計算問題
のセクションに分かれていますが,
[1]の図解整理の部分をひたすら暗記してください。
これでインプットは完了です。
②Output
――あれこれ手を出さない
をひたすらやりましょう。
[2]の練習問題をとにかく反復です。
[3]の計算問題についてはとりあえず,カットしてよいでしょう。とにかく知識系の問題を極めることが最優先です。
[3]の計算問題を扱う余裕があるならば,固体地球と大気海洋の部分を重点的に解くとよいでしょう。
「まだ間に合う!」